苫米地英人 (著)
価格:¥1,365(税込)
ページ数:176ページ
出版社:フォレスト出版
発売日:2008/3/20
【評価】★★☆☆☆
【読みやすさ】とても読みやすい
【概要】脳機能学者による英語の学習法
【備忘録】
クリティカルエイジ
・脳の学習限界年齢
・遺伝的に決まっているそれぞれの器官のそれぞれの機能の発達の年齢のこと
・言語であれば、8~13齢くらいまでといわれている
・生物は一つの最適化をつくると、その最適化を維持する
・「一つの地域は一つの言語でいい」「一つの地域が二つの言語を同時に維持することは最適ではない」
ユニバーサル文法説
・脳は生得的に文法能力は潜在的に持っていて、あとは言語ごとに経験によりパラメーター(設定)を調整するだけ
・パラメーターの設定を変えるには、新たな言語空間をつくる必要があります。もしも、あなたが日本人で日本語しか話せないとしたら、あなたの言語空間は、日本語だけになります。
しかし、新たに英語を学ぼうと思うなら、あなたの脳の中に新たな英語の言語空間をつくることになります。
絶対にやってはいけない英語勉強法
・日本語の説明を聴きながらの勉強
・英和辞典、和英辞典などを使った勉強
・各単語の日本語の意味を暗記する勉強
・英文の音を聴いて日本語の意味を覚える勉強
ネイティブスピーカー
・文法のルールなどを暗記することなく、自然にある言語を習得した人たち
赤ちゃんはどうやって言葉を覚えるのか?
1見る・聴く・感じる
2話す
3文字を覚える
言語を学ぶ上では視覚情報がないとかなり厳しい
聴覚情報だけで状況を認識するのはかなり厳しい
英語の意味は日本語では書けません
英語の意味は英語でしか書けません
英語も日本語もまだ完全な文法はない
言語学者もまだ完全な英語の文法を解明していません
日本の学校で教えられている英文法というのは、十九世紀ごろのイギリスの学校で教えられていた規範文法を明治の頃に取り入れたものが、そのまま維持されているものなのです。
脳が言語を学ぶメカニズム
1生まれながらにして脳は言語能力を持っている
2特定の言語を見る・聴く
3脳がパラメーターを特定の言語にチューニングする
4脳の中で特定の言語ネットワーク(回路)ができるようになる
5特定の言語をマスター
英語脳をつくるには、
・日本語ネットワークの活性化を抑える
・使われていない神経ネットワークを英語モードにチューニングする
1発話状況を見ながら英語を聴く(海外ドラマなどを活用)
2次を予想しながら見る
31→2を繰り返す
文字を学ぼうとすると、文字列にとらわれて音素モデルや音韻モデルの学習の妨げになる
最初は文字を見ないで、英語のネットワーク(回路)を徹底的につくる
単純に意識して聴く、単に漫然として聴くのではなく、意識して聴く。
「英語脳のつくり方」トレーニング手順
11つだけ単語を拾う
2単語をイメージする
3単語を五感で感じる
4抽象度を上げる
5単語のイメージを広げよう→シソーラス
6次を予想する
英語脳のトレーニングは最低でも1~2週間続けること
【感想】
・内容が薄いのが残念
・極端な勉強法であるかと思うが、参考になる部分はある
・日本語ネットワークを活性化させないように勉強する。つまり英語→英語で理解する努力は必要であると思った
・学校に行けない子供が英語を話すことができるが、読み書きできないというシーンを映画で目にしたことがある。意味は状況にあるというのは、間違いではないとは思う。
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